重賞レースについて

阪神ジュベルナイルフィリーズ

阪神競馬場で行われる芝1600mの重賞競走です。
1949年に関西所属の競走馬、2歳競走馬のチャンピオン決定戦、阪神3歳ステークスとして創設された。
1956年には阪神競馬場の改修工事に伴い、京都競馬場で京都3歳ステークスとして施行された。
創設時から40年に渡り、関西の3歳チャンピオン決定戦として、関西の歴史的名馬の登竜門とされていた。
1954年にJRA賞が創設されて以来37年間で本競走での優勝馬が最優秀3歳牡馬、あるいは最優秀3歳牝馬に選ばれている。
1991年に牡馬、牝馬のチャンピオン決定戦を明確にするため、牝馬限定の競走に変更され、名称を阪神3歳牝馬ステークスとなった。
1984年にグレード制の導入により、G1に格付けされ、1995年には特別指定競走に指定され地方馬の出走が可能となった。
2001年に競走馬の馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走名を現在の阪神ジュベルナイルフィリーズとなった。
ジュベルナイルフィリーズとは、仔の雌馬という意味である。
このレースは翌年度の桜花賞、オークスなどの牝馬クラシック路線を占う意味でも重要な一戦と位置づけられている。
特に桜花賞とは同じ距離とコースで設定されているため、本競走の上位馬は翌年の桜花賞で有力馬にあげられることが多い。