重賞レースについて

マイルチャンピオンシップ

京都競馬場で行われる芝1600mの重賞競走です。
秋のマイラーチャンピオンを決めるレースとして位置付けられている。マイルは1マイルのことで1マイルは1609mであるが、日本の競馬は10cm以下は切り捨てるのでマイルチャンピオンシップといっても1600mの開催となっている。
1984年に1マイルチャンピオン決定戦として春に安田記念がG1として指定され、秋はマイルチャンピオンシップがG1として新設された。
これで春秋の2冠体制が確立され、現在まで施行条件や開催時期などの変更は行われていない。
このマイルチャンピオンシップは最も荒れないグレードワンと言われていました。ですが、1995年に1番人気のビコーペガサスが4着となり、レース史上初めて連対を外し、16番人気のメイショウテゾロが2着になったため、馬連は10万以上となり大波乱となった。
2000年にも13番人気の競走馬が優勝したり、2002年にはG1レースの配当金のレコードを更新したことなどで、かつて言われていた荒れないレースと言われていたイメージはかなり薄らいでいる。
近年はダイワメジャーが2006年、2007年と1番人気で連覇したことにより、やや落ち着きを取り戻しつつある。