重賞レースについて

ジャパンカップ

東京競馬場で行われる芝2400mの重賞競走です。
ジャパンカップは国際招待競走であり、日本ダービーと同様に副賞としてトヨタ賞がありトヨタの高級車が提供される。
1981年に国際招待の混合特別指定競走、ジャパンカップとして創設された。
1984年にグレード制の導入でG1に格付けされた。
ジャパンカップは八大競走ではないが、賞金額や開催規模なのがその八大競走に匹敵していたため、同様に扱われることがあった。
国際招待競走であるため、外国からジャパンカップに出走する場合は競走馬の輸送費、滞在に要する食事などの費用は全てJRAが負担する。競走馬だけではなく、馬主、調教師、騎手、厩務員の交通費や宿泊費も負担する。
日本での国際招待競走はジャパンカップとジャパンカップダートがある。
世界ではドバイミーティング、香港国際競走などがある。
1990年代半ばでは天皇賞秋、菊花賞の後で行われており、年末には総決算とも言える有馬記念が開催されることもあって、3戦連続のG1挑戦に慎重にならざるを得ないというローテーションの問題からジャパンカップを回避する傾向があった。
しかし、近年は賞金額の増大や、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念と全てに勝利した場合にボーナス精度ができたことにより、回避する競走馬が減少してきている。