重賞レースについて

高松宮記念

中京競馬場で行われる芝1200mの重賞競走です。
1997年までは高松宮杯という名称だった。この年までは皇族の高松宮家から優勝杯を賜与されていたが名称変更と同時になくなった。
理由としては1998年に高松宮競輪において、宮家に支払われていた謝礼金が皇室経済法違反と言われ、高松宮家から優勝杯が下賜されなくなったことに伴い、以前から競艇で使用されていた高松宮記念へと改称された。
中央競馬の中で4大場(東京、中山、京都、阪神)とあるが、その競馬場以外で行われるG1競走はこの高松宮記念だけ。
1984年にグレード制の導入に伴いG2に格付けされ、最も格が高く、夏競馬においても最重要競走として定着していった。
1989年には混合競走に指定され外国産馬の出走が可能となった。
1996年には中央競馬の短距離路線の整備をし、秋のスプリンターズステークスと春の高松宮記念と言われるようになり、短距離最強馬を決めるスプリントレースとなっている。
現在はG1競走に昇格しており、地方所属の競走馬、更に混合競走から国際競走に指定され、外国調教馬も出走が可能となっている。