重賞レースについて

安田記念

安田記念は、日本中央競馬会(JRA)が主催する芝1600mのG1競走で、東京競馬場を舞台に毎年6月上旬に開催されます。1951年に「安田賞」として創設され、1958年より現在の名称に変更。春のマイル王決定戦として国内外のトップマイラーが集う格式ある一戦です。

このレースは、4歳以上の古馬や短距離からステップアップしてきた馬、そして海外調教馬も参戦可能な国際G1競走であり、日本のマイル戦線において頂点を決する舞台として高い注目を集めています。

賞金

1着賞金:1億8,000万円(2024年)
総賞金:約3億9,000万円

入場者数と注目度

東京競馬場で行われる春のG1の掉尾を飾るレースとして、毎年多くの競馬ファンが来場します。国内の実力馬に加え、香港などからの海外馬の参戦もあり、国際的な盛り上がりを見せます。

オッズ傾向

実績馬の信頼度が高い一方で、マイル戦らしくハイペースになりやすく、伏兵馬の台頭も多々あります。差し・追い込み馬の一発も見逃せず、展開の読みが結果を左右します。

歴代優勝馬(2015年〜2024年)

2024年:ロマンチックウォリアー(J.マクドナルド)
2023年:ソングライン(戸崎圭太)
2022年:ソングライン(池添謙一)
2021年:ダノンキングリー(川田将雅)
2020年:グランアレグリア(池添謙一)
2019年:インディチャンプ(福永祐一)
2018年:モズアスコット(C.ルメール)
2017年:サトノアラジン(川田将雅)
2016年:ロゴタイプ(田辺裕信)
2015年:モーリス(川田将雅)

世界を射程に入れるマイル王決定戦・安田記念の見どころ

安田記念は、日本マイル路線の頂点を競うレースであると同時に、海外遠征を視野に入れた馬たちの力試しの舞台でもあります。スピード、瞬発力、国際経験が問われるタフな一戦です。

マイルG1の常連から新鋭までが顔をそろえるため、レベルの高い攻防が繰り広げられ、見応えは十分。最新情報や枠順・展開の分析はJRA公式サイトや専門メディアを通じて確認するのがおすすめです。